交通事故・むちうち

突然の交通事故

体は痛いし精神的にもストレスを感じ、保険会社の担当とのやり取りも苦痛です。特に初めてだとどうすれば良いのか分かりませんよね。

少しでも安心していただけるように、当院で交通事故の患者さんに対する治療やケアについて紹介します。

まずはカウンセリングと検査を行いからだの状態をしっかり把握します。

当院で事故の患者さんに提供するのは主にハイボルト治療、手技療法、生活指導です。

【ハイボルト治療】

事故後１～2週間の痛みが強い時期に行います。ハイボルトは消炎・鎮痛効果が極めて高い治療機器です。痛めたばかりの筋肉の鎮痛に大変効果的です。

事故直後は首の筋肉の炎症や緊張が強いためマッサージやストレッチなどの強い刺激を加えてはいけません。電気、アイシング、シップなどで炎症が収まるのを待つべきです。

【手技療法】

炎症が落ち着いて来たら手の治療を開始します。

マッサージやストレッチは固くなっている筋肉や皮膚をほぐすのに最適です。痛みの原因を探しながら出来るだけ早い症状改善を目指します。

不良姿勢が症状改善を妨げている場合は姿勢改善も行います。

【生活指導】

なるべく楽に生活出来る方法を指導します。

事故後から思うように症状改善しない人もおられます。そんな方には枕や寝具の選び方、靴選び、椅子の座り方、セルフケアなど自宅での工夫を指導します。

整形外科では画像診断ができます。痛み止めやシップなど薬剤の処方も受けることができます。そして交通事故の診断は整形外科医が行います。

事故での通院中は整骨院に通いながらでも月１回から２回は病院に通院してください。痛みや困りごとは必ずドクターに伝えてください。

お仕事をしている方にとって通院は大変ですがお医者さんとコミュニケーションを取り、通院実績を作っておいたほうが示談のときに有利です。

交通事故の治療は自賠責保険がメインで進められます。対応や慰謝料の額などは事務的で被害者の状況への考慮はありません。

保険会社の担当者さんの対応も同じく事務的になることがほとんどです。一人で何十件も抱えているのでどうしてもしょうがないのかなとも思います。

いちばん被害者の味方になってくれるのは交通事故に詳しい弁護士さんです。もちろん依頼料はかかりますが、法律的な問題や保険会社とのやり取りなど自分一人で抱え込むより身も心もはるかに楽になります。

もし事故に遭われたら、交通事故に詳しい弁護士さんに初期のうちに相談することをオススメしています。