頭痛

最も多いのは筋肉性の頭痛

肩こりとともによく聞く訴えに頭痛があります。

頭痛にはいろいろな原因がありますが特に筋肉が硬くなっておきる緊張性頭痛が多いです。

緊張性頭痛の特徴として、頻度は毎日または週2~3回程度。痛みかたは、重い・締めつけられるような痛みを感じます。

同時に、肩こり・目の疲れ・ふわふわ感を感じることも多いです。

緊張性頭痛について

緊張性頭痛は筋肉の緊張で起こります。

痛いところと筋緊張が違う場所にあるため原因に治療が到達しにくく、長い間苦しむ人が多いです。頭痛を引き起こす代表的な筋肉を紹介します。この他にも多くの筋肉が原因で頭痛が起こります。

僧帽筋

肩の筋肉が原因でこめかみの痛みが発生

後頭下筋群

首の筋肉が原因で後頭部の痛みが発生

治療について

治療は大きく分けて二つあります。痛みに対する治療と姿勢に対する治療です。

痛みに対する治療は首、肩の筋肉の緊張を緩めます。ハイボルト、はり治療、マッサージなどを行います。症状を早く改善するために重要な治療です。

姿勢に対する治療は、骨盤や股関節や背骨の矯正を行い、前方に出た頭と肩を正しい位置に戻すようにストレッチします。

しつこい頭痛を起こす首の筋肉はかなり深部にあります。マッサージでは刺激が届きにくいこともよくあります。症状を早く改善して楽になるためにははり治療が安全かつ効果的です。

デスクワークなどで普段の姿勢がなかなか改善できない方にも困ったときの対症療法として喜ばれています。

原因である不良姿勢から改善したい方には猫背矯正です。はり治療やマッサージで痛みをある程度コントロールできたら姿勢改善のため矯正治療主体にシフトしていくのもバランスのいい治療としてオススメします。

片頭痛について

片頭痛は、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つように「ズキンズキン」と痛むのが特徴です。

頭痛の起こる回数は、月に1~2回程度で、吐き気や嘔吐を伴うことも多く、ひとたび痛み出したら日常生活もままなりません。

頭痛の前兆として、目の前にチカチカとしたフラッシュのような光が見えたり、視野の一部が見えにくくなることもあるようです。

片頭痛の治療は薬で症状を抑えます。頭痛外来で処方される片頭痛専門薬、薬局で購入できる市販の鎮痛薬などを使います。

当院では片頭痛の方に提供できる治療は残念ながらありません。

もし心当たりがある方は専門の病院をお教えします。

御許町はり灸整骨院